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ご質問にお答えします - 2015.06.17 Wed
前回のブログ記事に対して、茨城のドーベルマン飼いさんから質問を受けたので、それについてお答えします。私は、落ち着いた犬を目指して育てるべきだという川上さとえさんの主張に大筋において賛成です。ただ細かい点について、それが正しいのどうか自分では判断できない部分があるのも事実です。細かい点はその時の犬の状態を見ながら、ケースバイケースで判断すればよいと思っています。そもそも、犬とのかかわり方に正解などないと考えているからです。

実は、川上さんやタローの主さんのような考え方に共感するようになったのは最近のことです。それまでは、いかにして犬が人間の社会で生きていくためのスキルを身につけさせるかだけを追い求めていました。人の要求だけを犬に課していたといもいえるでしょう。犬は人の社会に依存してしか生活できないので、必要なことではありますが。JOYも少しはお利口さんになり、私も余裕ができたこともあって、犬の視点に立って考える大切さを主張する川上さんやタローの主さんを受け入れることができるようになりました。

とはいえ私は、川上さんの考え方を全面的に支持しているわけでもありません。例えば、川上さんはシーザー・ミランの本に対して、通説に反した時代錯誤の捉え方だと痛烈に批判しています。シーザー・ミランはもともとアカデミズムの世界とは無縁であり、彼の使う用語は独特で分かりにくいとことがあります。しかし、彼の番組を見る限り、飼い主と犬の問題を見事に解決しており、その実績を認めようとしないのは偏狭だと感じます。犬との接し方を考える場合、自然科学における真理とは異なり、いろいろな考え方があってよいと私は思っています。この点についてシーザー・ミランは、犬に対する見方は様々あり、自分とは異なるものに対しても尊重すると述べています。

前回引用した川上さんの主張について、私の感想を最後に簡単に述べておきます。
>落ち着いた犬は無駄に走り回ったりしないものです
「無駄に走り回ったりしない」というのがどの程度のことを指すのかは、犬種によって異なっていると思います。ボルゾイとブルドックを比べれば、それは明らかでしょう。個体によっての違いも当然あるはずです。活動的な仔もいれば、そうでない仔もいます。また、走ることに対する嗜好性は、育った環境によって左右されると思われます。JOYは普段の散歩は自転車引きですし、2歳になるまではドッグランで、イタグレやウイペットの友達と追いかけっこをして遊んでいました。JOYがドッグランへ行くと喜んで走り回るのは、その影響もあると思っています。だからといって、この指摘が間違っているとか、意味のないものだとは私は考えていません。とても貴重な指摘だと思っています。

>走り回る犬は、人間がそうさせているということに気づきましょう
走ることに限らず、犬は人間の好みによって作られます。犬が喜ぶだろうとか、健康に良いだろうとか、犬はこうあるべきだ、などといった飼い主の思いが、自分勝手な思い込みに過ぎなかったということは、いかにもありそうなことです。JOYを育てていると自分の未熟さが感じられるのは、JOYを鏡として自分が映し出されるからだと思います。

>社会化のためと称して、お散歩会やグループレッスンのように、たくさんの犬と飼いを一緒に散歩させるのは、犬を興奮させてけんかや小競り合いを引き起こし、犬によくない関連付けをさせます。
この指摘について私は、散歩会やグループレッスンすべてを否定していると解釈していません。巷に見られる現状ではこのような傾向が散見できるので注意されたしという警鐘と受け取りました。
真剣に犬と向き合っていると、いろいろと学ぶことが多いですね。それこそが犬と一緒に暮らす醍醐味であり喜びだと思います。

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実は、川上さんやタローの主さんのような考え方に共感するようになったのは最近のことです。それまでは、いかにして犬が人間の社会で生きていくためのスキルを身につけさせるかだけを追い求めていました。人の要求だけを犬に課していたといもいえるでしょう。犬は人の社会に依存してしか生活できないので、必要なことではありますが。JOYも少しはお利口さんになり、私も余裕ができたこともあって、犬の視点に立って考える大切さを主張する川上さんやタローの主さんを受け入れることができるようになりました。

とはいえ私は、川上さんの考え方を全面的に支持しているわけでもありません。例えば、川上さんはシーザー・ミランの本に対して、通説に反した時代錯誤の捉え方だと痛烈に批判しています。シーザー・ミランはもともとアカデミズムの世界とは無縁であり、彼の使う用語は独特で分かりにくいとことがあります。しかし、彼の番組を見る限り、飼い主と犬の問題を見事に解決しており、その実績を認めようとしないのは偏狭だと感じます。犬との接し方を考える場合、自然科学における真理とは異なり、いろいろな考え方があってよいと私は思っています。この点についてシーザー・ミランは、犬に対する見方は様々あり、自分とは異なるものに対しても尊重すると述べています。

前回引用した川上さんの主張について、私の感想を最後に簡単に述べておきます。
>落ち着いた犬は無駄に走り回ったりしないものです
「無駄に走り回ったりしない」というのがどの程度のことを指すのかは、犬種によって異なっていると思います。ボルゾイとブルドックを比べれば、それは明らかでしょう。個体によっての違いも当然あるはずです。活動的な仔もいれば、そうでない仔もいます。また、走ることに対する嗜好性は、育った環境によって左右されると思われます。JOYは普段の散歩は自転車引きですし、2歳になるまではドッグランで、イタグレやウイペットの友達と追いかけっこをして遊んでいました。JOYがドッグランへ行くと喜んで走り回るのは、その影響もあると思っています。だからといって、この指摘が間違っているとか、意味のないものだとは私は考えていません。とても貴重な指摘だと思っています。

>走り回る犬は、人間がそうさせているということに気づきましょう
走ることに限らず、犬は人間の好みによって作られます。犬が喜ぶだろうとか、健康に良いだろうとか、犬はこうあるべきだ、などといった飼い主の思いが、自分勝手な思い込みに過ぎなかったということは、いかにもありそうなことです。JOYを育てていると自分の未熟さが感じられるのは、JOYを鏡として自分が映し出されるからだと思います。

>社会化のためと称して、お散歩会やグループレッスンのように、たくさんの犬と飼いを一緒に散歩させるのは、犬を興奮させてけんかや小競り合いを引き起こし、犬によくない関連付けをさせます。
この指摘について私は、散歩会やグループレッスンすべてを否定していると解釈していません。巷に見られる現状ではこのような傾向が散見できるので注意されたしという警鐘と受け取りました。
真剣に犬と向き合っていると、いろいろと学ぶことが多いですね。それこそが犬と一緒に暮らす醍醐味であり喜びだと思います。

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● COMMENT ●
Re: モモ姉さん
> タローの主さん主催のお散歩会(今月末)に参加することにしましたので、wonwonさんにお伝えしておきます。
よかった、よかった。タローの主さんの散歩会のことをお伝えしようと思っていたところでした。
私はあいにくその日は外せない仕事が入っていて参加できませんが、タローの主さんによろしくお伝えください。
よかった、よかった。タローの主さんの散歩会のことをお伝えしようと思っていたところでした。
私はあいにくその日は外せない仕事が入っていて参加できませんが、タローの主さんによろしくお伝えください。
ありがとうございました‼︎
ここまでお考えを聞かせて頂けるとは思っていませんでした。ありがとうございました‼︎
私は代々ドーベルマンと暮らす家にいることから、最近のドーベルマンへの風当たりから、やはり軍隊みたいに機械的に飼育しないといけないのか?ドッグランなどで思い切り走らせたりお友達と激しいプロレスをさせたらいけないのか…。
なんて不安に思っていました。
ドーベルマンは頭が良し、代々飼い続けていますのである程度ドーベルマンの頭の作りはわかっていますのでうちなら軍隊にしようとすればすぐにできます。
でも、うちはブリーダーでも訓練所でもないし、ショードッグでもなく、ただの家族です。
お互いに楽しくいきていくために最低限の躾を行い、これまでどおり遊び続けます^ ^
だから彼氏ができないのは ここだけの内緒です^ ^
私は代々ドーベルマンと暮らす家にいることから、最近のドーベルマンへの風当たりから、やはり軍隊みたいに機械的に飼育しないといけないのか?ドッグランなどで思い切り走らせたりお友達と激しいプロレスをさせたらいけないのか…。
なんて不安に思っていました。
ドーベルマンは頭が良し、代々飼い続けていますのである程度ドーベルマンの頭の作りはわかっていますのでうちなら軍隊にしようとすればすぐにできます。
でも、うちはブリーダーでも訓練所でもないし、ショードッグでもなく、ただの家族です。
お互いに楽しくいきていくために最低限の躾を行い、これまでどおり遊び続けます^ ^
だから彼氏ができないのは ここだけの内緒です^ ^
Re: 茨城のドーベルマン飼い娘 さん
よろしかったら、またいつでも遊びに来てください。
> だから彼氏ができないのは ここだけの内緒です^ ^
私の知り合い(女性)は独身時代に犬との生活を満喫していた
せいもあって婚期が遅れてしまったと本人が申しておりました。
> だから彼氏ができないのは ここだけの内緒です^ ^
私の知り合い(女性)は独身時代に犬との生活を満喫していた
せいもあって婚期が遅れてしまったと本人が申しておりました。
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>細かい点はその時の犬の状態を見ながら、ケースバイケースで判断すればよいと思っています。
私もこれに尽きると思います。
人間同様、捉え方は犬それぞれ。
性格や状況次第で、いくらでも答えは変わると思います。
追伸
タローの主さん主催のお散歩会(今月末)に参加することにしましたので、wonwonさんにお伝えしておきます。