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迷い犬のシーズちゃん - 2013.10.28 Mon
昨日、AYAが学校での文化祭を終えて帰宅する途中のことだ。
AYAは友達のRちゃんと一緒に、暗くなり始めた道を自転車で
走っていると犬の鳴き声が聞こえたので近づいてみるとシーズ
が小さく丸まっていたという。
(Rちゃんの家に保護されて、ほっとした表情をしている姿)
心当たりのあるシーズを飼っている人を何人か尋ねてみたが、
だれも該当者がいなかったので、その晩はRちゃんの家に連れ
て行き、食事を与えたり体を洗ったりしてあげたそうだ。
翌日になって警察と市役所に届け出たところ、すでに届けが出さ
れていたため、無事に飼い主のもとに帰ることができた。本当に
めでたし、めでたしだ。
迷い犬を保護した経験などAYAもRちゃんもないので、当初はどう
するか分からず困ったらしいが、幸い近所にNPO法人『ポチたま会』
という保護犬を助ける活動をしておられる川上郁子さんに二人はい
ろいろ教えてもらったということだ。
無事、もとの飼い主との頃に帰ることができたことを川上さんに報告
したところ、「ポチたま会」の活動をみんなにPRして欲しいと頼まれた
そうだ。
RちゃんとAYAが手に持っているのは、来年のカレンダーだ。
実際に保護された犬や猫の写真が収められている。実際の
カレンダーは卓上に置けるように一つ一つの写真が独立して
いる。
これをひとつ500円で販売することで、活動資金の補助にし
ているそうだ。地域の猫や犬を保護し、病院で手当をしたり
去勢や避妊の手術をするのには多額の費用がかかるという。
行政はこのような活動に対して、援助をしてくれないので活動
している人の持ち出しになるらしい。
川上さんから説明を聞いたRちゃんとAYAは、この活動に賛同
して自分たちの小遣いで、それぞれ一部づつ購入していた。
川上さんは地域で広範囲にわたり活動を続けている他、自宅でも
保護された犬を実際に何頭も世話をされている。
ホームページをみると、ポチたま会の活動の目的が
次のように記されている。
ポチたま会は、遺棄された犬猫の保護、養育、治療活動を行い、
新しい飼主を探す里親活動を行うとともに、人間と犬猫がよりよい
関係でともに明るく安心して暮らしていくことのできる地域環境の
福祉の増進に寄与することを目的とする。
また具体的な活動内容についてはこのように記されている。
(1) 犬猫の地位向上、及び人間社会での安定的生活の啓蒙活動
動物の愛護及び管理に関する法律への理解を深めてもらうための啓蒙活動
飼主のマナー及び適切な環境での飼育への理解を深めるための啓蒙活動
犬のしつけ方教室及びカウンセリングの開催
(2) 望まない、望まれない犬猫の減少、及び殺処分の減少に向けての活動
不妊・去勢手術への理解を深め、手術を普及させる活動
遺棄・放棄された犬猫の保護と里親探しのための啓蒙活動
(3) 遺棄・放棄犬猫の里親探し活動
里親探しのための譲渡会開催、及びインターネット・広告掲載等による
里親探し活動
(4) 動物たちの命を守るための行政への働きかけ
県の動物行政への参画(動物愛護推進員活動)
各署名活動、及び陳情
ポチたま会の趣旨に賛同される方は、来年のカレンダー500円を
購入してみるのはどうでしょうか。月めくりのお洒落たカレンダーで
私も気に入っています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~inu-neko/index.htm
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AUTHOR: ラヴィボ EMAIL: ahaha-ohoho@alpha.ocn.ne.jp URL: IP: 153.132.131.194 DATE: 10/28/2013 21:49:30 犬を保護するって、 実はすごく勇気のいることだと思うんです。 だって色々考えちゃうと躊躇しちゃいますもん 飼い主が見つからなかったらどうしよう…とか 何か病気などにかかっていたらどうしよう…とか AYAちゃんとRちゃんには とにかくそのシーズーを助けたい!という 強い気持ちがあったんですね。 二人がシーズーを保護してくれたからこそ、 家族の元に帰ることができたんですもの。 二人の素晴らしい「勇気」に感動しました。
● COMMENT ●
AYAちゃん達、命の重さをまたひとつ勉強出来たようですね。
皆さんが仰るよう、動物を保護する事はとても勇気のいる事です。
いや、勇気だけではなく、労力や金銭面、全てのリスクを負わなければならないので、誰しもが情だけで簡単に保護は出来ませんね。
躊躇してしまうのは、ごく普通で当たり前な考えだと思います。
僕はブログで記事にしたコーギーの他に、何頭かの迷い犬に遭遇してつれ帰った子もいますが、その時の心の葛藤は言葉では言い表わせません。
保護ボランティアをするという事は並大抵の気持ちで行えるものではなく、それこそ人生をかける思いで取り組まなければならないでしょう。
そんな方の生の声、姿を間近に感じる事の出来たAYAちゃん達、きっと優しい大人の女性に成長すると感じます。
先ずは保護した子が無事にお家に戻れ、安堵するオッサンです。
追伸
お会いした時にお話したポインター、無事オーナーさんに返す事が出来ました。
長々とすみません。
今回、お話を伺った 保護犬を救う活動をしている川上さんのご自宅にいる犬や猫は、もらい手のつかないエイズや白血病に感染した犬たちだと言っていました。
保護された犬も食事を与え病気や怪我などを治療すれば、もらい手がつくのがほとんどだそうですが、エイズや白血病の犬はやはり自分たちで世話しなければならないと言ってました。
「人生をかける思いで取り組まなければならない」という付き人さんの表現は、まさにその通りだと実感しました。
たった二日間のことでしたが、ボランティアで保護犬に携わっている人の真剣な思いを知る機会となり、AYAにとってはよい社会勉強であったと思っています。
付き人さんに対しても貴重なご意見を頂き、AYAも私も感謝しております。
本当に色々と大変なようです。
彼女たちを突き動かしているのは一匹でも助けたいということ。
不幸な子達が少しでも減って欲しいですね。
いつも師匠とrenさんが呼んでいる人は、犬関連のお仕事又はボランティアをされている方なんでしょうか。
飼い主に捨てられた動物を助ける活動をされている方々には、本当に頭が下がる思いです。
付き合いの長さは家族以上のような気がします。
公私共に大変お世話になっている、上司というよりお姉さんみたいな人です。
彼女が大型犬を飼っていなかったら、私はビーデルと巡り合っていません。
上司との関係にストレスを抱えている人も少なくないでしょうか、renさんのように個人的にも親しい関係になれるなんて、素敵な職場ですね。
上司の方が女性と聞いて、安心しました。
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関心を持っていただいてありがとうございます。
私も普段は募金や献金などはほとんどしたことがないのですが、実際に保護犬の活動されている人をまじかに見て、心に期すものがありました。
自分の時間とお金を使って犬や猫の幸福のために献身的に活動する姿は本物だと感じています。それにもかかわらず、周りの人からは保護している犬の鳴き声や匂いに関する苦情が多く、本人は肩身の狭い思いもされているようです。
いろいろと難しい問題が多いと感じています。