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2017-10

あるドーベルマンの咬傷事件から - 2013.05.24 Fri

先日、俳優の反町隆史さん、松嶋菜々子さん夫妻が飼っているドーベルマン

が同じマンションの住人にかみつき、負傷した住人が転居したため賃料収入

を失ったというマンション管理会社の訴えに対して、東京地裁は夫妻に385万

円の支払いを命じたという報道があった。

 

私が興味をもったのは、裁判の判決内容ではなく、何故このドーベルマンは人

を咬んだのだろうかという疑問である。ドーベルマンを飼う身として、咬傷事件

における具体的な状況を知りたいと思ったのだ。

 

当時の様子を探してみたところ、週刊文春にこの咬傷事件の詳細が報道され

ていたのでここに記し、その背景を考察してみたい。

 

・・・・・・・・・・・・・・以下は週刊文春からの引用・・・・・・・・・・・・・・・・

 

事件は2011年5月12日、夕方5時半頃、反町一家が暮らす都内の超高級マンシ

ョンで起きた。当時6歳だった反町の娘がリードを引いていたドーベルマン「カイ

ザー」が同じマンションに住むアートディレクター・佐藤可士和氏の妻子さんと当

時4歳だった子供に襲い掛かったのだ。

 

事件を知る関係者が、阿鼻叫喚の現場を解説する。

 

「反町の娘は、愛犬の散歩のためにカイザーを二階フロアの共有スペースに

連れ出していました。そときA子さんと子供は一つ上の三階フロアの廊下を歩

いていたのです。すると突然カイザーが暴走し、反町の娘を半ば引き摺るよう

にして三階に駆け上がった。そしてカイザーはリードをふりほどき、A子さんと

子供に襲いかかるように突進していったそうです。そもそもドーベルマンは力

が強く、とても6歳の子供の手では引っ張りきれるわけもない。カイザーはとっ

さに我が子を守ろうと盾になったA子さんの太腿に咬み付き、そのままずっと

離れなかった。A子さんの子供は横で怯えて泣いていたそうです。」

 

・・・・・・・・・・・・・週刊文春からの引用はここまで・・・・・・・・・・・・・・

 

この記事を読んで、まずはじめに疑問に思うのは、6歳の子どもに成犬のドーベ

ルマンを一人で任せている点だ。私の娘は中学1年生であるが、娘一人で犬を散

歩させることはない。なぜなら鳥やオートバイの刺激に反応して、突発的な動きを

した時に手に負えないからだ。マンションの共有スペースといえども、自宅の外に

変わりない。何が起こるか分からない。そんな状況で、6歳の子ども一人にドーベ

ルマンを任せるのは、無謀としか思えない。

 

この点はさておき、私が最も知りたいのは、このドーベルマンがリードを持つ6歳の

子どもを引き摺りながら三階まで追いかけ、執拗にこの親子に対して攻撃した理由

である。カイザーは訓練も入っており、普段から娘と二人だけにしても大丈夫だと

反町夫婦が判断していたことを考慮すると、普段はとてもおとなしい性格のドーベ

ルマンであることが想像される。いったい何がきっかけとなって、スイッチが入った

のであろうか。

 

イタズラ好きの小学生ならともかく、この親子がドーベルマンに対して、わざと敵対

的な行為をとることは考えにくい。となると、この親子の行動を犬が誤って解釈した

ことが原因で悲劇が生まれたのではないだろうか。いずれにせよ、この記事だけで

は全貌がつかめない。

 

そもそも2階にいたカイザーが、どうして3階に駆け上がっていったのだろうか。犬は

逃げる動物を追う習性がある。想像力をたくましくて考えると、4歳の子どもが2階の

共有スペースにいたドーベルマンをみて驚き、大声をあげて逃げたのをカイザーが、

追いかけたのが、そもそもの始まりだったのかもしれない。

 

娘がドーベルマンに襲われると思った母親は、我が子を守ろうとカイザーに必死に

なって応戦したのだろう。娘の命が危ないという危機感が、母親を普段では考えられ

ない戦士の姿に変身させたとは考えられないだろうか。一方、カイザーは当初は自分

から逃げていく対象を追いかける衝動だけで行動していたのが、母親の激しい恐怖と

抵抗に直面し、自分への攻撃と誤解したのがこの事件の真相ではないだろうか。

全て私の勝手な想像であるが・・。

 

いずれにせよ、この母子が受けた体と心の傷は、簡単には癒すことのできない深刻

なものである違いない。事件後すぐ転居されていかれたのが、それを物語っている。

 

記事に「阿鼻叫喚の現場」とあるように、我が子を守ろうと盾になった母親の太腿に

咬み付いている場面を想像すると、ドーベルマンを知る私でさえ恐怖を感じる。まし

て、普段からドーベルマンは恐い犬というイメージをもつ人であればなおさらだろう。

 

もっともこれは週刊誌の記事であり、ここに書かれている状況が正確なものである

かは定かではない。しかし、ドーベルマンを飼う身として咬傷事件の背景を考えてみ

ることは、あながち無意味なことではあるまい。

 

 

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AUTHOR: ニコラの飼い主 EMAIL: URL: http://nicolaelsie.blog.fc2.com/ IP: 125.192.58.103 DATE: 05/27/2013 01:57:38  この咬傷事件の報道以来、散歩中に「ドーベルマンですよね、咬まないですか?」と訊かれたり、「キャー怖い」と言って避けられることが何度かありました。  ドーベルマン(に限らず、人との信頼関係ができている犬)は決して理由なしに咬んだりしないので、もしかしたら訓練はしたものの、どこか歪んでいたのかな、と想像してみたり。  あるいは、ドーベルマンが本気で飼い主の子どもさんを引きずったなら、子どもさんも無傷では済まなかったはず。咬まれた奥様が、突進してきたドーベルマンに過剰に反応したのでは、とも考えてしまいました。  ともあれ、「特殊犬種・危険犬種」ですから、いつでも注意は必要ですね。  という私は、不注意でニコラに引かれて転倒してしまい、ドーベルマンの力の強さと、自分の未熟さを痛感しているところです。

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2010年8月にドーベルマンJOYを家族に迎えました。JOYは一人娘のAYAにとってはまさに弟のような存在です。JOYと一緒に暮らすことで、家族みんなが楽しく豊かな生活を送ることができると信じています。ブログを通じて、一人でも多くの人と喜びを分かち合いたいと思います。インスタグラムdoberman_joyもやっていますのでよろしくお願いします。

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