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2017-06

その国の文化なのか - 2017.03.26 Sun

ペットの飼育放棄が社会問題となっている今日、にわかには信じられないニュースが、海外から飛び込んできた。

「捨て犬か、里親か…韓国・朴前大統領が置き去りにした珍島犬9匹の運命は 」
韓国で罷免され、青瓦台(大統領府)を追われた朴槿恵(パク・クネ)前大統領が新たな批判に見舞われている。ソウル市内の私邸に戻った際、青瓦台で飼っていた珍島犬9匹を残してきたからだ。韓国メディアによると、大統領府は朴氏の要請により条件の合うところに譲る方針というが、動物保護団体は「捨て犬にされた」と非難した。かつて朴氏は「青瓦台の真の実力者は珍島犬」と語ったといわれるが、「犬への愛情も偽りだったのか」と疑念の声も上がっている。

地元住民からのプレゼント
 「真実はいつか明らかになる」
 韓国紙・ハンギョレ新聞(日本語電子版)によると朴氏は3月12日夜、大統領府を退去し、ソウル市江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)にある私邸に戻り、大勢の支持者らに意外にも笑顔を絶やさずにこう語ったという。

 ただ、2013年2月25日の大統領就任当日には朴氏とともにあった珍島犬の姿はみられなかった。就任時は、三成洞の住民からプレゼントされたつがいの珍島犬を抱え、「良い大統領になれるよう最善を尽くす」と誓っていた。

 朴氏は大統領就任以降、2匹を「セロム(新た)」「ヒマン(希望)」と名付けて大統領府公邸で飼っており、朴氏は犬をかわいがる写真を公開してイメージアップを図っていた。15年に2匹の間に生まれた5匹の子犬は希望者が引き取ったが、朴氏の職務停止期間中の今年1月にも7匹が生まれ、計9匹になっていた。

 その珍島犬9匹について聯合ニュース(同)は「朴氏は私邸の状況を考えて置いていき、青瓦台は朴氏の要請により、条件の合ったところに譲る方針だ」と紹介した。
 その理由について、ハンギョレ新聞(同)は、罷免で不訴追特権を失って検察の捜査が本格化している朴氏だけに、「ペット9匹をすべて世話する余裕はないのではないか、という観測が出ている」としている。
(2017.3.26産経新聞より一部掲載)

珍島犬
(珍島犬)

この記事を読む限り、朴氏が犬を飼っていたのは、国民からの印象をよくするための手段にすぎなかったように感じられる。二匹の犬に自ら名前を付け、一緒に住んでいたにもかかわらず、大統領府公邸に置き去りにしていった心情が理解できない。

朴氏は犬に対して、少しも愛情を感じなかったのだろうか。自分で飼うことができないならば、9匹まで増えないよう避妊措置をとるべきであった。犬に対する飼い主の責任は、一市民であろうと大統領であろうと変わらない。

人と犬との関係は、その国の文化によって大きく異なっているようだ。



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犬が人を咬む瞬間 - 2017.03.24 Fri

犬が人を咬む瞬間の映像がある。そこには、警察犬として訓練を始めて間もない月齢15ヶ月のジャーマンシェパードが、テレビレポーターの顔を噛みつくまでの一部始終が収められている。テレビレポーターは目の上と口の横を縫うけがを負ったが、目を失明するような大けがは免れた。


私はこの動画の存在を以前から知っていたが、改めて見る気になったのは、犬が人を咬む寸前の兆候を、確認したいと思ったからである。ゴールデンリトリバーが乳幼児を襲った先日の事故において、そばにいた飼い主がどうして犬の異変に気付かなかったか、あの日以来ずっと気になっていたからだ。





この動画を見ると、噛むに至るまでの犬はこんな様子が表れている。

1)何度も舌をちょろちょろと出している

2)耳を後ろに伏せている

3)レポーターの目を凝視している


これらは、怖がっている時や、不安な時、ストレスを感じている時にみられるサインだ。レポーターをじっと見つめる大きく開かれた眼には、緊張感が徐々に高まっていく様子が見てとれる。そして、レポーターが身を乗り出して犬に覆いかぶさるようにした瞬間、犬は攻撃したのであった。


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今回は、たまたまテレビの取材中に起きたため、その様子が動画に残されていた。その意味では、とても貴重な映像である。これを見る限り、犬は人を咬む前に、いろいろなサインを出していることが確認することができる。


しかし私が、この動画で注目したのは、そのことではない。それは、嚙んだ犬はまだ訓練は受けていないものの、警察犬として選ばれた優秀な犬であること。さらに、犬のすぐ横にはプロのハンドラー(警察官)がついていたことである。つまり、人も犬も申し分のない完璧な状況の下でさえ、犬の咬傷事故は起きるということだ。飼い主は、このことを肝に銘じておくべきである。




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飼い主の責任 - 2017.03.17 Fri

JOYは6歳になっても私とじゃれ合って遊び、いつも私のそばにぴったりと寄り添っている。私を見つめる表情は、幼いころのままだ。垂れ耳といった外見や、好奇心旺盛は行動など、子どものままの性格を保ち続ける犬の特性は、ネオテニー(幼形成熟)と呼ばれている。


犬は人間と一緒に生活するようになってから、大人にならずに子どものままでいる道を選んだ。生涯、人間に依存した生き方をする犬は、自立して大人になる必要はなかったからだ。むしろ子どものままの方が、人間から見てもいろんな面で都合がよいものだった。



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犬は人間が要求を叶えるべく、体も心もそのすべてを人にささげてきた。猟犬、牧羊犬、使役犬といったように、犬はいろんな形で人間の生活に貢献してきた。飼い主を見つめる犬の純粋な目は、人間への献身の心がよく現れている。


一方、同じ祖先をもつ狼は、人間とは距離を置き自立して生きる道を選んだ。自由で自律的な生活を享受することはできたが、その反面、人間から迫害され絶滅の危機に瀕することにもなった。



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犬の人生は、ひとえに飼い主にかかっている。よい飼い主に恵まれれば、幸せな一生を送ることができるが、愚かな飼い主だと悲惨な人生を送ることになる。しかし、たとえそれがどんな飼い主であろうとも、犬は飼い主を見つめ慕う気持ちは変わらない。


飼い主から捨てられて、保健所で生涯を閉じることになっても、犬は飼い主を恨んだりはしない。飼い主から虐待されても、犬は飼い主を憎んだりはしないものだ。ときには飼い主の責任をとって、自らの命で償うことになっても、犬はそれを平然と受け入れるだろう。



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犬は、狼と別れて人と暮らすようになってから、何世紀にもわたって、そのすべてを人間にささげてきた。人間はこの犬の純粋な瞳に、真剣に向き合って誠実に応えるべきである。




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10か月の乳児を襲った悲劇 - 2017.03.12 Sun

10か月の乳児が、犬に嚙み殺されたという痛ましいニュースが、目に飛び込んできた。



ゴールデン

(事件の犬とは関係ありません)


 東京・八王子市で9日、生後10か月の女の子が大型犬に頭をかまれ死亡した。死亡したのは東京・八王子市に住む生後10か月の安田翠ちゃん。警視庁によると9日午後5時前、祖父母の家に預けられていた翠ちゃんがリビングルームでハイハイをしていたところ、室内で飼われていた4歳のオスのゴールデンレトリバーがいきなり頭にかみついたという。翠ちゃんは搬送先の病院で死亡した。当時、室内には祖父母も一緒にいたということで、警視庁が経緯を調べている。ゴールデンレトリバーはイギリス原産の大型の猟犬で、穏和(おんわ)な性格で知られペットとして広く愛好されている犬種。


 にわかには信じられない話である。記事にもあるように、ゴールデンリトリバーは一般的には人に従順で穏やかな性格として知られ、大型犬ではラブラドルレトリバーと並ぶ人気犬種だ。大型犬の4歳は、人間でいえば30歳位にあたり、活発ではあるが落ち着いてきたころだ。しかも、家庭犬として愛情をもって育てられていたのであれば、人に牙を向けることは考えにくい。いったい何がこの悲劇を引き起こしたのであろうか。


 テレビでもこのニュースは報道されていたが、それによるとこの祖母の家では、ゴールデンリトリバー以外にも秋田犬や小型犬二頭を飼っていた。事故が起きたリビングルームでは、普段からゴールデンが放し飼いにされていた。ハイハイをしていた翠ちゃんが噛まれたのは、頭の右側から首にかけての部分。近くにいた祖母が「ダメ!」というと静かになったという。祖父母は警視庁に「今まで他の人に吠えたり、襲いかかったことはない、臆病でおとなしい犬だった」と話している。


 ゴールデンレトリバーの訓練学校で教えている遠藤喜博さんは、この事故について次のように語っている。「私が思うには、たとえばどこかに行ってしまいそうだから、引き留めるような感じでとめたんじゃないかなと思いました」はっきりとした原因はわからないが、物をくわえて運ぶ習性などが関係している可能性もあると話していた。また大型犬は、飼い主の関心が赤ちゃんに独占されると嫉妬したり、ハイハイなどの動きを珍しがってじゃれることがあるという。

 

 私の周りでもゴールデンはよく見かけるが、結構やんちゃな仔が多く、個人的にはおとなしいという世間のイメージとは違う印象を持っている。プロレスで例えると、ドーベルマンがヒール役であるのにたいし、ゴールデンリトリバーはベビーフェイスといった感じがする。見た目は違っても、どちらも筋骨隆々のプロレスラーであることは変わらない。事故を起こしたゴールデンは37㎏。36㎏のJOYとほぼ同じ体重だ。


 もし私がドーベルマンではなくゴールデンを飼っていたら、見た目の優しさに騙されて、今と同じくらい真剣にしつけを考えていなかったかもしれない。少なくとも、特定犬として指定され、周りから恐れられている犬種を飼っているというプレッシャーは感じないだろう。この悲劇を生んだ最大の要因は、飼い主の「今まで人に襲いかかったことがない、おとなしい犬だから大丈夫」という過信だと私は思っている。


 それにしても、事故が発生したリビングに祖父母がついていながら、噛むに至った犬の行動に、何の兆候も感じなかったのが不思議である。飼い主は、秋田犬などたくさんの犬を飼っており、犬を見る目はあったはずだ。急所を強く咬んでいるところからみて、この行動は相手を倒すために本気で攻撃したと考えるのが自然である。じゃれて噛んだとは考えにくい。その行動に至った理由については、嫉妬なのか恐怖なのか、動物の行動科学の専門家でなければ分からないだろう。


 日刊ゲンダイには、このような記述があった。

「孤独を嫌うので、家の中で放し飼いにする飼い主が大半でしょうが、もともと英国の猟犬、それも大型犬です。『ハイハイ』に反応した可能性がある。昨年、最大手ネット通販サイトのテレビCMでは、生まれたばかりの赤ちゃんと、ライオンの被り物をしたゴールデンレトリバーの触れ合いを描き、『感動的』などと話題になりましたが、正直、危なっかしいなと思って見ていた。どんなに人懐っこい犬でも、線引きは必要です。」

「かわいい犬と赤ちゃん」と題するYouTube動画に、ゴールデンリトリバーと赤ん坊が戯れている様子がアップされていた。たぶん、多くの人にとってゴールデンはこの中で見られるような、優しい犬のイメージなのであろう。




 

「犬はかわいい。それは分かるが、人間と同じように『わが子』扱いしすぎると、悲劇を生む。」


こんな言葉で、日刊ゲンダイの記事は締めくくられていた。大型犬を飼っている人にとって、この事故は大きな教訓となるであろう。たとえどんなに従順でおとなしい犬であっても、飼い主は犬に対する注意を怠ってはならない。これから始まるかわいい孫との楽しい生活を目前に、地獄に突き落とされた祖父母。支払った代償はあまりに大きすぎる。




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犬の糞を放置する人への抗議? - 2017.02.07 Tue

JOYと散歩をしていると、奇妙なものを目にした。


DSC01670 (1)


地面に15cmほどの長さの割箸が、いたるところに地面に刺さっている。


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割箸のすぐ横には、犬の糞があった。


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いったい誰が、何の目的でこんなことをしたのだろうか。


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犬の糞をそのまま放置する人への抗議なのであろうか。


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犬の糞は飼い主が後始末をするように訴えているのだろうか。


IMG_9448.jpg


その一方、放置された他の犬の糞を回収しながら、犬の散歩している奇特な人もいる。


IMG_9444.jpg


地面に突き出している割箸は、幼児には危険だと妻は心配していた。


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犬の飼い主は、犬が地域の中に受け入れてもらうためにも、周りの人への配慮を怠ってはならない。



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Author:wonwon
2010年8月にドーベルマンJOYを家族に迎えました。JOYは一人娘のAYAにとってはまさに弟のような存在です。JOYと一緒に暮らすことで、家族みんなが楽しく豊かな生活を送ることができると信じています。ブログを通じて、一人でも多くの人と喜びを分かち合いたいと思います。

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